日本の不動産に海外投資マネーが流れ込む
三菱地所が名古屋の大型オフィスビルを、カナダ拠点の不動産ファンドのベントール・グリーンオークに400億円規模で売却しました。ベントール・グリーンオークは、昨年末にエイベックスビルも購入して会社です。
新型コロナの影響で、世界の中でも日本の不動産に対する相対的な評価が上がったようです。昨年1~6月の首都圏への投資額は150億ドル(約1兆6千億円)と初の世界首位となりました。ニューヨークは109億ドル、パリ83億ドル、上海59億ドルです。
海外勢が日本の不動産へ注目する流れは、実はコロナ前からあったようで、グリーンオークと同じくカナダのブルックフィールドは、2019年時点で日本への投資を宣言しています。