米中対立の行方

米中対立が激化しています。

 

先日、アラスカで行われた米中外交トップ会談は一触即発どころか、冒頭から非難の応酬となりました。

 

この会談は中国側に軍配が上がったと報道されています。中国側、楊氏の発言です。米国に対する失望が伝わってきます。

「あなた方の冒頭発言での論調から判断すれば、強者の立場から中国を見下す形で話したいということなのか。これは入念に準備され、計画されていたのか。このような形で対話することを望んでいたのか。我々は米国のことを良く考えすぎていた。我々は米国側が必要とされる外交儀礼には従うものだと思っていた。」

 

バイデン政権になり、トランプ時代とは変わって米中関係が改善される期待もありましたが、そうはならないようです。米国はそれほど中国に対して危機感を抱いているのでしょう。

 

中国の動向も気になります。香港に続いて台湾への野心が顕著になっています。

 

もし中国の台湾への侵攻が現実のものとなれば、日本への影響も計り知れないでしょう。何が起きるか、何をすべきか、考えておく必要があります。