【JT】日本たばこ産業 2021Q1決算
JTの2021年第1四半期決算です。
売上、利益ともに増加しました。
国内では、紙巻きだばこの数量が減少するも、加熱式が好調。
海外では、数量と売上、利益ともに増加。
通年見通しは据え置かれましたが、非常に好調な決算となりました。
しかし、気になるニュースが出てきました。フィリップモリスの日本での紙巻たばこからの撤退宣言です。
紙巻たばこよりも利益率の高い加熱式たばこに注力するということです。
ライバルが撤退すれば、国内の紙巻たばこはJTの独壇場。全体の需要が減るとはいえ、残存者利益を得られると思います。とはいえ縮小していく紙巻ではなく、利益率の高い加熱式で市場を取りたいところですが、、
私はタバコは吸いませんが、やはりアイコスがいいんですかね。
【XOM】エクソンモービル 2021Q1決算
【PM】フィリップモリス 2021Q1決算
売上 6%増
営業利益 23.5%増
調整後営業利益 25.2%増
(https://philipmorrisinternational.gcs-web.com/static-files/7ca90baf-c4c7-410e-bf9b-61c0f99aa4ab)
出荷量は紙タバコが7.3%減となったものの、加熱式たばこが29.9%増と好調。
(https://philipmorrisinternational.gcs-web.com/static-files/7ca90baf-c4c7-410e-bf9b-61c0f99aa4ab)
海外ファンド不動産購入
今朝の日経朝刊1面です。日本の不動産を割安と見た海外ファンドによる買収が続いていますが、売る側の日本企業の思惑が紹介されています。
企業が保有する不動産を売却する動きが広がる。JR各社は保有するホテルやオフィスビルを売却する。新型コロナウイルスの影響が長期化するなか、資産のスリム化や財務負担を軽くしつつ設備投資資金を確保する。世界的な金融緩和で資金が豊富なファンドが買い手となり、売却後も使い続ける形が増える。保有から利用へと、持たざる経営への転換も進み始めている。
そしてこちらは社会面。
顧客の多くは関西や九州の自治体。新型コロナウイルスの感染が拡大し、会社がリモートワークを呼びかけると、「東京にいる意味はないな」と踏ん切りがついた。2020年夏、住んでいた都内のシェアハウスを引き払った。
先の見えない状況ですので、企業も個人も今は身軽がいいということでしょうか。
東京から人が減っています。都内に不動産を持つ私としては気になるところです。
米投資ファンドがJREIT買収
米投資ファンドのスターウッド・キャピタル・グループがインベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人を買収提案とのこと。
スターウッドは、昨年2020年1月にアジア拠点を香港から東京に移したそうです。ちょうどコロナ直前ですね。
スターウッド・キャピタル・グループ、アジア・太平洋地域統括拠点を日本へ移転後、不動産として初の取得契約を締結|Starwood Capital Japan KKのプレスリリース
プレミアムをつけて公開買い付けしてくれるようです。
スターウッド・キャピタル、インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人の全発行済投資口を1口あたり20,000円で取得する計画を公表|Starwood Capital Japan KKのプレスリリース
それほどまでに日本の不動産は世界の中でお買い得なのでしょうか。